2020年02月26日 12:08

Saratoga agencyは、オフィス移転にかかる初期費用をほぼ0円にする革新的サービス「Z不動産」を発表した。
オフィス移転にかかる初期費用は、敷金10カ月以上の金額が設定されているケースも珍しくなく、住居用の賃貸契約よりも高コストであることが一般的だった。結果、企業規模が拡大しているにもかかわらず、オフィス移転をためらってしまうことで、採用や事業の足を引っ張るケースが散見されていた。こうした問題を解決すべく、「Z不動産」は初期費用をほぼ0円にするサービスを開発した。
ほぼ0円物件のしくみは、簡単に言えば「スマホ料金の2年分割払い」とほぼ一緒。敷金を0円にして、その金額分を分割し、毎月の賃料に加算する。月額の賃料は1~2割程高くなるが、利用者の手元には敷金として支払う予定だった費用が残るため、業務運用に活用できる。
また、オーナーにもメリットがある。本来敷金は預かり金のため、使うことができないお金だが、ほぼ0円物件では敷金を分割で賃料に含めているため、物件の運営資金として利用できる。敷金を運営資金として活用できるということは、ビルの修繕をはじめとする、物件への再投資も可能となる。
ほぼ0円物件は、借りたい企業、貸したいオーナー双方にとってメリットのあるサービスだ。オフィス移転の初期費用0円というサービスを通して、利用者にとってもオーナーにとってもベストな選択を届ける。