2020年02月25日 12:38

マネーフォワードは、同社が金融機関向けに開発提供する通帳アプリ「デジタル通帳」において、「無通帳申し込み機能」を開始、第1弾として2月17日より「栃木銀行 かんたん通帳」に導入した。

「デジタル通帳」は、金融機関の口座を持つ人が口座の入出金履歴や残高情報を紙の通帳のように閲覧できるアプリ。利用することで、通帳への記帳が不要となり、いつでもどこからでも簡単に口座を管理することが可能になる。現在同社は、「デジタル通帳」を14の金融機関に対し提供している。これまでのアプリ導入金融機関は、群馬銀行、東邦銀行、栃木銀行、大光銀行、筑波銀行、みちのく銀行、北陸銀行、千葉銀行、北洋銀行、滋賀銀行、JAバンク、第四銀行、中国銀行、労働金庫。

「無通帳申し込み機能」は、同社が金融機関向けに提供する「デジタル通帳」の利用者が、紙の通帳を使用しない無通帳口座への切り替えを、アプリを通じて申し込める機能。第1弾として本機能を「栃木銀行 かんたん通帳」に導入し、2月17日より利用可能となった。他金融機関についても順次対応していく予定だ。

本機能を通じて、紙の通帳の利用者は、金融機関の窓口に出向く必要なく、無通帳化の手続きを行うことができる。また、金融機関は、「デジタル通帳」の利用者拡大と顧客の利便性向上を促すと共に、通帳発行におけるコスト削減が可能になる。

マネーフォワード