2020年02月21日 17:59

品川区で結婚相談所「婚活サポートAmour」を運営する「いとよし」の調べによると、「婚活」において、4人に1人は結婚相談所を利用していることが分かった。一方で、実際の利用者には「理想と現実のギャップ」があることもうかがえた。

調査では、婚活をしたことがある人、もしくは現在している人(4,597人中1,109人)に「婚活の方法を教えてください」(複数回答可)と質問をしたところ、1位は「友達の紹介(40.0%)」で、以下、「合コン(37.6%)」「婚活パーティー(34.2%)」「職場(25.3%)」「結婚相談所(22.5%)」「アプリ(22.3%)」となった。近年ではIT化が加速し、費用も安く、気軽に効率的な出会いができると「マッチングアプリ」(婚活アプリ系)が普及してきているが、今回の調査では、「結婚相談所」の利用者がそれと並ぶ結果となった。

また、相談所を実際に利用した人(1,109人中246人)に理由を聞いたところ、約40%の人が「同じ目的(結婚)を持った人に出会えそう」と回答。一方で、結婚相談所を実際に利用した人(1,109人中246人)に「実際に利用してみてどうでしたか」と質問をしたところ、意外にも65%以上から、悲観的な意見が見受けられた。

「理想の相手と巡り会えた(11.4%)」に対し、「お金の無駄だった(31.7%)」「理想の相手はいないと気づいた(28.5%)」「担当者から連絡が来ない(4.9%)」となり、実際の利用者には、理想の相手に出会えずサービス自体に満足しないまま、退会してしまうこともあるようだ。