2020年02月21日 12:25

ANTCICADA(アントシカダ)と遠野醸造は、コオロギを原材料に使用した世界初のクラフトビール「コオロギビール/ Cricket Dark Ale」を開発、3月15日~18日に渋谷パルコで限定販売する。

今回開発した「コオロギビール」は、こだわりの国産コオロギを使って製造したビール(ダークエール)。丁寧に焙煎したフタホシコオロギとローストモルトを麦汁に加え、コオロギの香りとうま味を存分に引き出した。本ビールは、コーヒー、カカオ、カモミールのような香りが先行し、口に含むと苦味とコク、キャラメルの香り。うま味の余韻が長く続く。

原料は、「太陽グリーンエナジー」のフタホシコオロギを使用。コオロギたちは、福島県にあるファームにて、室温・湿度管理を徹底した最適な環境下で、社食のロスで出る野菜などを餌に育てられている。収穫後も、丁寧な洗浄と熱処理を加えているため、安心安全だ。ANTCICADAのイベントや、遠野醸造TAPROOMでの提供を進める中で、改良を重ね、全国各地へ、そして世界に向けて、コオロギビールを届けていく。

なお、ビール作りで残るビール粕をコオロギに与えてみたところ食いつきがよく、収穫したコオロギの味も優れていたため、「ビール粕を餌にしたコオロギ」を使用した循環型ビールの開発にも取り組んでいる。

入場は無料。場所は、COMINGSOON(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ1階)。会期は、3月15日~18日10時~23時。

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