2020年02月19日 17:41

iPhone向けライフログアプリ「SilentLog(サイレントログ)」を提供するレイ・フロンティアは、全国の地方自治体、および観光分野も含んだ公共団体向けに、サイレントログを活用した、「無意識を見える化」する無料のマーケティングサービスを開始する。

サイレントログは、2014年10月よりサービスを開始した、iPhone向けライフログアプリ。ユーザーは行動ログ(滞在、徒歩、各種移動体)が自動で記録されることで、日記代わりに利用することができる。

急速な社会変化に地方自治体が対応するためには、都市の特性ごとに、加速度的に増加するデータを活用した、独自のサービス設計を加えた地域政策が重要となる。しかし、地方自治体および団体は予算や人的リソースに限りもあることから、十分なデータ活用が行われていない。同社ではその問題解決のため、サイレントログから収集される、人間の無意識行動データを活用した、分析結果を提供することによるマーケティング支援サービスを無料で提供する。

サイレントログより収集・推定される人間や移動体(車、自転車、電車等)のきめ細かい緯度経度情報やセンサー情報により、従来難しかった非言語的(無意識/気づくことができない、言葉にできない)なマーケティングアプローチが可能となり、さらには、その分析結果を用いることで、データドリブンで地域の政策決定やそれに関わるサービス設計が実現できる。