2020年02月18日 19:04

ミック経済研究所が発刊する市場調査資料「マーテック市場の現状と展望2020 クラウド型CRM市場編 」のEメール大量配信システム市場において、サパナのメール配信システム「WiLL Mail」が2018年度 売上成長率1位となり、実績ベースで3年連続、2019年度の見込みを踏まえると通算4年連続1位であることが明らかになった。

今回の調査では、主要クラウドメール配信システム提供各社の、売り上げ伸長率が公表された。その結果、「WiLL Mail」の2018年度の売上成長率見込みが1位であることがわかった。「WiLL Mail」は2018年度において市場の平均成長率に対し1.3倍近くの成長率となり、実績ベースで3年連続、見込みベースで4年連続成長率1位を達成した。

この要因は、主にスマートフォン対応であるとされている。多くのメール配信システムは、一斉メルマガ配信用として2000年代にサービスが開始されている一方、サパナの「WiLL Mail」は、スマートフォンが市場に浸透した2014年にリリースしたため、「スマホ対応」「マルチデバイス対応」を想定した標準機能を搭載できた。

また、2010年代前半に既に成熟期を迎えつつあったメール配信市場において、見過ごされていた細かな課題へのソリューション機能を標準機能として搭載した点も、多くの企業に受け入れられた要因であるとみられている。