2020年02月17日 12:50

ヤマト運輸は、環境ビジョンである「つなぐ、未来を届ける、グリーン物流」の実現にむけ、いすゞ自動車が開発した「エルフEVウォークスルーバン」を導入した。

ヤマトグループは、1月23日に発表した経営構造改革プラン「YAMATO NEXT100」の環境ビジョンとして「つなぐ、未来を届ける、グリーン物流」を掲げ、環境や生活、経済によりよい物流の構築を目指している。その実現に向け、車両のEV化は重要であり、これまでもヤマト運輸は日本で初めての宅配に特化した小型商用EVトラック(車両総重量3.5t未満、普通免許で運転可)をストリートスクーター社と共同開発し、導入を進めてきた。

そして今回、中型商用トラック(車両総重量3.5t以上7.5t未満、準中型免許以上で運転可能)のEV化に向けて、いすゞ自動車が開発した「エルフEVウォークスルーバン」を1台導入する。このトラックはEVであるとともに、車から降りることなく運転席から荷台へ移動できる、「ウォークスルー構造」となっており、CO2削減とセールスドライバーの労働環境向上に寄与する。

ヤマト運輸は、「グリーン物流」の実現に向けて、小型商用EVトラックの導入に続き、中型商用EVトラックの本格導入に向けて、神奈川県藤沢市でモニター稼働を実施。EVトラックの導入を引き続き推進し、CO2削減や大気汚染防止に貢献していく。

ヤマト運輸