2020年02月12日 18:46

エビアンでは、2020年より、日本で販売する同ブランドのペットボトル製品すべてにおいて、「リサイクルプラスチック(rPET)」を10%使用する。

2018年1月、エビアンは、2025年までに、すべてのペットボトル製品において「リサイクルプラスチック」(使用済みのペットボトルを再生して作られたプラスチック)使用率100%を目指すことを宣言した。この目標を達成するため、エビアンは大量調達→大量生産→大量販売→大量利用→大量廃棄といった「直線型」モデルから、リサイクル・再利用・再生産などにより資源の循環を図る「資源循環型」モデルへと移行。「資源循環型」モデルにおいては、すべてのボトルが「リサイクルプラスチック」を使用して製造され、「バージン・プラスチック」(新たな天然資源を投入して作ったプラスチック)を一切使用しない。潜在的に「ゴミ」となる可能性のあるプラスチックを、価値のある「資源」へと進化させることができる。

「エビアンサステナビリティ・ジャーニー」には、Plastic (プラスチック)だけでなく、Water(水)、Carbon(カーボン)も含まれている。「Water」では、ヨーロッパ基準に準拠した水質を永続的に保持することを目指した集水エリアの保全、これまで培ってきたウォーター・リソース・マネジメントや保全のノウハウの提供などを実施中だ。「Carbon」については、2020年までに、100%「カーボン・ニュートラル」化を目指している。