2020年02月10日 09:42

エムティック(MTIC)は、外国人スタッフと雇用主のミスコミュニケーションを解消すべく、自動翻訳アプリ「Connectee(コネクティー)」上で同時通訳サービスをAndroidにて提供開始する。

MTICは、在留外国人に特化した人材派遣・職業紹介サービス「外人バンク」を運営している人材ベンチャー企業だ。昨今、急激に進む労働者不足をカバーしているのが外国人スタッフだが、一昔前と比べ外国人スタッフの日本語レベルの多様化が進んでおり、ミスコミュニケーションが頻発。結果として早期離職に繋がるという悪循環が発生している。

これまで日本語レベルの低いスタッフを雇用している場合、2つの方法が用いられてきた。1つ目が翻訳人材を雇用し、通訳させる方法。これは、人件費が高いので1つの現場で大量の外国人スタッフを雇用している現場のみ可能なやり方だ。2つ目は、Google翻訳アプリや翻訳機械を使用して行う方法。このやり方では、話し手は通訳された会話を聞いてからでないと次の会話を行うことができないため、通常の会話の倍以上の時間がかかってしまう。

MTICは、今まで倍以上かかっていた会話を、「隣に通訳者がいる体験」へと再定義。「Connectee」の同時通訳サービスにより、話し終えた会話はすぐに通訳され、話し手は次の会話を開始することができる。想定される現場は、研修、電話、面接、顧客対応の時。外国人と日本人のミスコミュニケーションを解消するための強力な機能となる。

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