2020年02月07日 17:47

箱義桐箱店は、2月5日~7日まで東京ビックサイト青梅棟で開かれる「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2020 7回LIFE×DESIGN」にて、 東東京モノヅクリ商店街 第5期メンバーによる新作発表を行う。

箱義桐箱店は、明治元年に創業した桐箱店。古来より、大切なものをしまう収納具として活用されてきた桐箱。1868年からこの桐箱を手掛けてきた老舗として、紀章、銀器、切子など、時代とともに多様に移り変わる、人々が注目し、必要とする収納具を、作り続けてきた。近年では、箱を主役にしたオリジナル製品の企画販売に着手し、レトロな街並みが残る谷中にアンテナショップを開き、桐を活用した製品を発信している。

桐は木ではなく草の仲間。木と同じと書いて「桐」と読む。湿度が高くなると膨張し気密性を高め内部へ湿気が侵入するのを防ぎ、乾燥時には収縮し自身の水分を放出する。天然の防虫成分を持ち、大昔から保存・保管の素材として使われてきた、このサステイナブルな文化商品を活用し「主役になれる美しい入れ物」をコンセプトに、和洋が織りなす新商品を発表する。

シンガポールで活躍しているデザイナーとのコラボレーション商品。静的な桐箱に様々な動きの要素と、可動部分に異素材を加えた。「STACKING TRAY」は、箱をスライドさせて中身を出し入れする。「TOOL BOX」は、持ち運びが可能。「ROTATING BOX」は、回転させて中身を出し入れする。