2020年02月03日 18:37

国内外でバーを運営するSG Groupと、高橋酒造(熊本)、薩摩酒造(鹿児島)、三和酒類(大分)の酒造3社は、バーで楽しめる新コンセプトの焼酎「The SG Shochu」を共同開発。「KOME」「IMO」「MUGI」3つのラインナップで、2月14日(金)に全国料飲店向け商品として発売する。
「The SG Shochu」は、和酒として親しまれてきた焼酎を、日本が育んだ蒸留酒として、バーの視点から捉え直したプロダクト。数々の国際的な受賞歴を持つバーテンダー・後閑信吾さんが率いるSG Groupが企画・監修し、多様なスタイルで美味しく楽しめる新しい焼酎像を提案する。
本格焼酎が世界の酒類の中でも特にユニークな点に、蒸留は1回だけということがある。そのため、原料由来の風味が豊かに残る製法であり、「The SG Shochu」では米、芋、麦のそれぞれの味わいを最大限に引き出した。「KOME」は米の発酵に由来する吟醸香を、「IMO」は紫芋と貯蔵芋の力強いフレーバーを、「MUGI」では樽熟成の豊かなアロマを楽しめ、バーで使われる主要スピリッツと同じ40度程度の度数をもっている。この度数があることで、カクテルにしてもこれらの個性が生き生きと表現され、ハーモニーが際立つ。
さらに、酒にとってラベルは顔であり、バー体験を豊かにする大切な要素。和酒としての焼酎を、世界的に広がるバー文化の文脈から捉え直すことをテーマに、日本の伝統的な文様と洋酒的なデザイン要素を融合させた。