2020年02月03日 15:57

おてつたびは、宮城県石巻市・岩手県釜石市・三重県尾鷲市の3地域での水産にまつわる「おてつたび」をスタートする。

「おてつたび」は、地域の短期的・季節的な人手不足で困る事業者(宿泊施設や農家等)と、「知らない地域へ行きたい」「仕事をしながら暮らすように旅したい」と思う地域外の若者をマッチングするweb上のプラットフォーム。誰でも簡単に知らない地域で仕事をしながら旅ができる世界を目指す。

今回、収穫時の農家やハイシーズン時の旅館等での実施が中心だった「おてつたび」に、初めて水産業の事業者を追加。水産分野の有効求人倍率は、全国平均1.54倍に比べ漁船員2.52倍、水産養殖作業員2.08倍と厳しい状況だ。おてつたびとしても、水産業での深刻な人手不足解消のファーストステップとして、まずは短期的・季節的な人手不足を中心に水産業に関わるキッカケを多数創出したいと思い、今回の実施に至った。

宮城県石巻市では「フィッシャーマンジャパン」、岩手県釜石市では「アラマキ」、三重県尾鷲市では「ゲイト」が運営する定置網漁業、と現地事業者とのコラボレーションが実現。水産業での人手不足を人と人とが出会うチャンスに変えていく。第1弾として、宮城県石巻市でのワカメの刈り取りお手伝いの募集を開始。内容は、「ワカメの刈り取りおてつだい!家族の愛と、ワカメに囲まれて。一緒に浜で暮らしませんか?」、「桑浜の海のワカメ収穫!夫婦2人3脚という言葉がぴったりな夫婦と一緒に石巻を堪能しませんか!?」となっている。

おてつたび