2020年01月30日 16:45

rakanuとFrichは、1月、業務提携し日本初の「特定犬種に特化したP2P型ペット保険サービス」を共同開発する。

近年、核家族化や少子高齢化を背景に、ペットは家族の一員としての役割を担うようになり、ペットのケガや病気に備えたペット保険も多数発売されているが、ペット保険が普及している欧米に比べ、日本のペット保険加入率がまだまだ低い。また、ペット保険に加入したくても、目の病気にかかりやすかったり、皮膚や足腰が弱かったり、犬種によって特性は大きく異なるため、一般的なペット保険には加入できないケースもある。

rakanuでは、犬種に特化したペットメディアを運営し、犬種に特化した病気やケガ予防に対する正しい知識や心構え、飼い方やしつけのHowToなどを発信してきた。Frichでは、同じ保険ニーズを持つSNSの友達同士が、相互扶助を目的としたグループをWEB/スマートフォン上で簡単に作ることができるプラットフォームサービスを開発・提供している。

Frichが開発するP2P保険プラットフォームは、東京都金融賞金融イノベーション部門にて大賞を受賞し、「特定犬種に特化したP2P型ペット保険サービス」は、第1弾サービスとなる。今回、rakanuおよびFrichでは、両社の特性を生かし、事業提携することで、犬種ごとの特性に合わせ、補償内容が最適化されたペット保険を開発するとともに、飼い主の愛犬に対する治療費負担の軽減や飼育放棄問題の改善に努め、保護犬や殺処分の減少を目指していく。

提供開始は、2020年内を予定。

rakanu / Frich