2020年01月29日 16:17

アイリスプロダクトは、福島県南相馬市復興工業団地内に集合型工場を建設するため、1月28日、福島県南相馬市と立地協定を締結した。
アイリスプロダクトは、東日本大震災および原子力災害により深刻な被害を受けた福島県浜通り地域の復旧・復興を目的に、アイリスグループの復興支援事業として産業の回復による雇用の創出を図るため、福島県南相馬市の復興工業団地において、人工芝、脱酸素剤、建材用平板・波板等の集合型工場を新設。新設する南相馬工場では、アイリスグループがこれまで培ってきたロボット活用をはじめ、生産設備技術による高効率生産ラインや、IT及びIoTを活用した受発注予測システム・生産計画管理システムを導入した集合型製造工場として稼働する。
その一方で、福島イノベーション・コースト構想に呼応し、地域企業のロボット導入に向けた支援や福島ロボットテストフィールドの活用促進へ貢献するなどの活動も展開していく。
本協定の概要は、「南相馬市とアイリスプロダクト相互の情報交換による円滑な事業活動への協力」、「南相馬市がアイリスプロダクトの製品等を活用することについての協力」、「アイリスプロダクトの地域雇用推進への貢献と、南相馬市が従業員を確保する際のアイリスプロダクトへの協力」、「アイリスプロダクトと市内企業との協力及び受注機会の創出による市内企業の活用」、「事業活動を継続することについてのアイリスプロダクトの最大限の努力」。
所在地は、福島県南相馬市原町区萱浜 南相馬市復興工業団地内。工事着工2021年1月、稼働予定2022年3月。