2020年01月28日 17:49

齋藤アルケン工業は、人手不足に悩む介護施設向けの新たな介護食提供サポートサービス「ほほえみ介護キッチンパートナー」を開始し導入施設数が10件を突破した。

介護食用に新開発した400種以上のレトルト料理を活用し、無料の調理指導を行うことで、少人数でも毎日飽きない豊富なバリエーションで温かくて美味しい作りたてのような食事を高齢者の人々に提供することができるようになる。今後も高齢化による介護施設の人手不足、食事への不満など多くの問題を抱える介護業界を救う活路になればと考えている。

「ほほえみ介護キッチンパートナー」は、食事の準備の手間を大幅に削減し、完全調理済みの冷蔵食材で、少人数・短時間で食事提供の準備が可能。調理スペースもほとんど必要ない。新調理システム推進協会が取り組む最新システムで、味の衛生面で優れた「真空調理方式」の食材を湯銭や「リヒートウォーマーキャビネット」という再加熱器で調理する。「再加熱システム」をパッケージ化し、厨房システムを1人工でまかなうシステムとなる。通常2~3名で行っていた調理作業を「再加熱システム」による厨房作業を行った場合、30床程度の介護施設で1人工9時間での対応が可能になり、50床程度の介護施設の場合12時間の作業が可能だ。働き手不足を一気に解消でき、400種類のメニューの組み合わせで、衛生面の安全、栄養価のしっかりした食事が朝昼晩3食提供できる画期的なシステムとなる。