2020年01月28日 15:07

太陽グリーンエナジーは、2019年12月27日、11カ所目となる水上太陽光発電所を香川県において開所した。

太陽ホールディングスは、ソルダーレジストの世界シェアトップクラスを誇るリーディングカンパニー。同社の子会社である太陽グリーンエナジーは、再生可能エネルギー特別措置法に基づく再生可能エネルギー全量買取制度導入にともない、2015年10月21日に嵐山花見台工業団地(埼玉県比企郡嵐山町)の調整池にて同社初となる水上太陽光発電を開始。今回開所した小田池水上太陽光発電所を含め、これまでに計11基の水上太陽光発電施設を開設し、国内グループ電力消費量の130%相当のクリーンエネルギーを発電している。

一般に太陽光パネルは温度が上昇すると発電量が減少する性質があるが、水上設置型は水面の冷却効果により太陽光パネルの温度上昇を抑えることができるため、陸上設置型に比べて発電効率の点で有利といえる。また、水面への日射をさえぎることによるアオコ発生の抑制も期待できる。

今回開所した発電施設は、既に設備計画認定を取得している他事業者より事業の権利を譲り受け、設立した。これにより、太陽グリーンエナジーによる年間想定発電量は一般家庭6600世帯分相当の約20GWhとなる。今後も同社グループでは、自然環境にやさしい「再生可能エネルギー」の普及促進や、地球規模の環境問題に真剣に取り組むことで社会に貢献していく。

設置場所は、香川県高松市香南町池内字出宮原。

太陽ホールディングス