2020年01月27日 17:30

日機装は、同社が世界に先駆けて開発に成功した深紫外線LEDを搭載した空間除菌消臭装置「Aeropure(エアロピュア)」を、1月28日より販売開始する。

Aeropure(エアロピュア)は、深紫外線LEDを搭載した光触媒により菌やウイルス、アレルギー物質を除菌・有機物分解する収拾装置。医療業界などで求められるエビデンスを重視しており、各種性能試験結果では、ウイルスやにおいの元となる菌、アレルギー物質を除菌・分解し、99%以上減少させた。キャッチした菌やウイルスに深紫外線LEDの光を当て、菌やウイルスのDNAを破壊し不活化させるため、新型コロナウイルスにも有効であると考えられる。

深紫外線LEDは、一般的な紫外線よりも波長が短く、水や空気に対して高い殺菌効果を持つことから、環境衛生や医療など幅広い分野での用途が期待されている。また、手軽に利用でき、小型・省力化といったメリットも。なお、同社の深紫外線LEDは、2014年のノーベル物理学賞受賞者とともに開発された日機装のオリジナル技術となっている。

さらに本製品は、菌の温床となりうる消耗品のフィルターを無くすことで、衛生面を向上させた。定期交換も不要のため、手間やコストも削減。消耗品のフィルターを無くし、小型・省力化が特長のLEDを光源としたことで、高機能でありながら、軽量コンパクトを実現した。詳しくはこちら