2020年01月27日 15:29

ジョリーグッドは、同社が提供する発達障害支援VRプログラム「emou(エモウ)」が、1月23日に開催された経済産業省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2020」のビジネスコンテスト部門にて優秀賞を受賞した。

「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」は、ヘルスケア分野において社会的課題の解決に挑戦している優れた企業等の表彰を通して社会に周知することに加え、ビジネスマッチングを促進することで、それら企業等の自立的な成長を促すことを目指すもの。

ジョリーグッドは、高精度なプロフェッショナルVRソリューションと、VR空間のユーザー行動を解析するAIエンジンなどを開発するテクノロジーカンパニー。「emou」は、発達障害の人が苦手な、対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能を獲得するソーシャルスキルトレーニングを、専門医の監修のもとVRプログラム化。日常の様々な場面を高精細VRで再現することで、利用者は社会を予習することができる。またVRによって、場面の共有が簡単にできるため、経験の浅い支援スタッフでも良質なサービスを提供することが可能だ。

コンテストの審査員からは、「発達障害のある方は場面を想像するのが難しい。そこがまさにVRの出番」「恥ずかしがらずに練習ができ、相手が自分の発言(選択)に反応してくれるのは素晴らしい」と評価。審査の結果、優秀賞の受賞に至った。

emou