2020年01月23日 14:28

エクスウェアは、AI顔認証ソリューション「カオミル」を1月23日よりリリースした。
顔認証技術は、少し前までは大企業で主にセキュリティーに関する目的で利用されているイメージがあったが、昨今エンドユーザーや一般向けに顔認証を利用する企業も現れており、中小企業、学校、自治体などで活用されている。エクスウェアは、より多くの人に顔認証技術を提供するために、クラウド・オンプレミスからエッジ(端末側)まで利用可能な「カオミル」を月額5000円から提供する。
「カオミル」は、顔検出・認証を行い本人確認や、サブスクリプションサービス、マーケティングなどで活用できるシステム。クラウドの利用はもちろん、オンプレミスやエッジ端末で顔認証を行うことができるため顔写真や個人情報がクラウド上で流通する恐れがなく、セキュリティ面で安心・安全で利用できる。
「カオミル」は、従来の顔認証サービスと違って専用機器をもつ必要がないため、手持ちのタブレットやスマートフォンなどの端末で顔認証を行うことが可能。また、オプションで既存システムとの連携や、マーケティングに向けた顧客情報をグラフ化することも可能だ。「カオミル」の活用シーンは、入退室管理・勤怠管理、サブスクリプションサービス・会員パスの代行、ロボットに組み込んだ顔認証など。
利用料金例は、「エッジ利用」7000円/月(1カ月間、100人の顔を5000回認証)、「クラウド利用」1万2000円/月(1カ月間、100人の顔を5000回認証)、「マーケティング用利用」5000円/月(1カ月間、1000回の顔認証)。