2020年01月22日 17:08

第三者評価機関であるAV-Comparativesが実施した最新の「Enhanced Real-World Test」で、個人向けセキュリティ製品「カスペルスキー インターネット セキュリティ」が、15のテストシナリオすべてで満点を記録し、最高位の「Advanced+」を受賞した。
Enhanced Real-World Testは、今実際に起きている具体的で過酷な標的型攻撃に、個人向けセキュリティソリューションがどれほど対応できるかをテストし、評価するもの。これは、AV-Comparativesが初めて実施するテストで、MITREのATT&CKフレームワークのTTP(戦術、テクニック、手順)にマッピングされている、ファイルレスの脅威も含む標的型攻撃からコンピューターを保護する性能をテストする。
テストに参加したセキュリティベンダー6社のうち、15のテストシナリオすべてで満点を達成したのはKasperskyを含む2社のみ。各テストシナリオには、1つの悪意のある攻撃が用意されており、攻撃者が内部コンピューターシステムにアクセスが可能になる典型的なハッキングや侵入のテクニックが利用されている。
この独自のテスト方法により、各ベンダーは製品の実際の利用や機能に関する重要なフィードバックが得られ、ベンダーが最も堅牢なソリューションを開発する際の改善や機能拡張を行うために役立てることができる。詳しくはこちら。