2020年01月22日 12:41

ジブンハウスは、H2Lとともに、リモートワークの「空間」をまるごと提供して、家を仕事場にし、通勤時間ゼロを実現するリモートワーク設備「ポータル」の開発を開始した。
「ポータル」が開発された背景には、東京一極集中が様々な社会課題を引き起こしていることにある。多くの働き手が、郊外から東京中心部への通勤に時間を費やし、ワーク・ライフ・バランスの破綻やメンタルヘルス不調に悩まされている。ストレスのかかる通勤は、労働者の生産性を下げ、企業にとっても大きな損失となっており、働き方や通勤のあり方が看過できない問題になっている。
「ポータル」を家に設置することで、働き手を通勤から解放し、各地方でも東京のオフィスに居るのと同じように仕事ができることから、東京一極集中解決の切り札となることを期待している。全国100社以上の加盟店を持ち、創業3年間で300棟以上の住宅を建てたジブンハウスは、この「ポータル」を備えた家の商品化を進めている。
「ポータル」は、次世代通信規格「5G」による臨場感あるコミュニケーションや、H2Lが研究・開発するBodySharing(体験共有)技術による遠隔地との身体動作の相互共有といった先端技術を活用し、高い生産性での働き方を可能にする。両社は今後、「ポータル」を社会課題を解決するサービスとして、多種多様な企業との連携をすすめることで、開発を進めていく。
なお、今後の社会実装に向けて、1月23日・24日、東京ビッグサイトにて開催されるDOCOMO Open House 2020で「ポータル」を発表する。