2020年01月21日 17:06

一人ひとりの社会貢献活動を可視化するサービス「actcoin(アクトコイン)」にて、32名の中高生による社会貢献活動グループ主催のactcoinプロジェクトが開催された。

「actcoin」は「アクションコイン」を意味し、ボランティア活動への参加や団体への寄付、SNSでの活動のシェアなど個人の社会貢献活動に対しトークンを付与する無料オンラインサービス。ブロックチェーン(分散型台帳)技術の活用により、個人の社会貢献活動を可視化する日本初の取り組みとなる。2019年1月末に開始した本サービスにおいて、中高生の参画は初。

本プロジェクトでは、日本ファンドレイジング協会寄付月間インターンの小暮里咲さんがファシリテーターを務めた。大人ゲスト8名・中高生25名の参加者と共に、10年後の寄付と、ソーシャルアクションについて10代と大人が本気で語りあうことをテーマとし、中高生がソーシャル活動をしている社会人からグループごとに話を聞き、自由に質問や議論をして寄付アクションに関しての理解を深める場となった。また、各グループで東京学芸大学附属国際中等教育学校の学生がグラフィックレコーディングなどを用いてディスカッションの記録をとることで、整理された情報を見てさらに理解を深められるような工夫も施されていた。

今回の取り組みを皮切りに、同社では全国の学校現場における社会貢献教育へのactcoinの活用や、大学生を含めた学生プロジェクトのさらなるバックアップに注力していく。