2020年01月21日 15:58

Nature Innovation Group(アイカサ)は、1月20日より観光活性化事業に関する協定を水戸市と締結した。

Nature Innovation Groupが運営する「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した、日本初の傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をわざわざ購入せずに、アイカサを借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができるのが特徴だ。現在は、渋谷や上野を・東京をはじめとした都内全域と、福岡市での展開を合わせて、スポット数約770カ所。登録ユーザー数は7万3000人超えを達成。傘がないことによって移動ができないことや濡れて不快になることを無くし、「雨の日のプラットフォーム」としてのインフラを構築、完全に傘をシェアする社会の実現をミッションにしている。

今回、水戸市との本協定締結により、水戸市役所や千波湖・保和苑などの施設約10カ所と、JR水戸駅・JR赤塚駅・JR内原駅の6カ所で傘を借りることが可能になる。水戸の観光施設に傘を展開するとともに、移動の始まりとなる水戸市内の各駅も同時に設置することにより、街全体で来訪者に対するおもてなしの向上に繋げていく。

「アイカサ」は、上野駅・御徒町駅から始まり、東京駅、大宮駅と少しずつJR駅構内に展開を進めてきた。今回は行政の展開と合わせる形で、JR水戸駅など3駅での設置をスタート。今後も街の展開やユーザーの意見を踏まえながら他のエリアでも展開を検討していく。

「アイカサ」公式サイト