2020年01月21日 12:22

モロゾフは、青木酒造とコラボレーションした日本酒ボンボンを、バレンタイン商品として阪神梅田本店限定で1月30日より発売する。

青木酒造「二才の醸(かもし)」は、業界内では異例の「銘柄譲渡」という形で引き継がれてきた銘柄。初代は埼玉県幸手市にある石井酒造の8代目、石井誠さんが2014年に開発。当時業界最年少社長だった石井さんが、同世代の日本酒離れが進む中、もっとその魅力を知ってほしいという想いで始めた試みだ。しかし石井酒造の杜氏が30才になったため、宝山酒造(新潟市)5代目の渡辺さんに引き継がれ、その後、青木酒造(茨城県)の専務取締役・青木知佐さんに譲渡され、現在「二才の醸」は3代目となる。

今回の日本酒ボンボンは、20代で受け継がれてきた日本酒「二才の醸」と青木酒造の代表銘柄「御慶事」を使用し、20代の企画担当者が89年間受け継がれてきたモロゾフのボンボンに仕上げた、伝統とフレッシュさを感じる商品となっている。

「若い人たちの日本酒離れを食い止めたい」「若い方に日本酒に興味を持てもらい、高齢化する蔵元を若返らせたい」という20代蔵元の想いと、阪神百貨店、モロゾフがコラボレーションすることで若い世代の人へアプローチをねらう。

価格は、「御慶事&二才の醸ボンボン(10個入)」1000円(税別)など。取扱店舗は、阪神百貨店梅田本店 8階催事場モロゾフ売場。展開期間は1月30日から(バレンタイン限定販売)。

モロゾフ