
PMD医学部専門予備校を運営するアクトは、医学部受験合格者を対象に、受験直前対策に関するアンケートを実施した。
まず、「現役と浪人どちらで医学部合格したか」と質問したところ、「現役で合格」が64.4%、「浪人で合格」が35.6%だった。次に「何校受験したか」と尋ねると、「2校~3校」(49.5%)と回答した人が最も多く、次いで「1校」(25.2%)「4校~5校」(18.1%)「6校~7校」(5.1%)と続く。「何校合格したか」という質問には、「1校」(55.0%)が最も多かった。
医学部受験合格者は本命の大学と滑り止めの大学を含め2校~3校受験し、そのうち1校に合格している傾向にあると判明した。一方、浪人合格者は、過去の経験を活かし、受験校数を増やす傾向があることも分かった。
「受験直前に行っていた精神面の対策」としては、「息抜きをする(外出・遊びなど)」(43.1%)と回答した人が最も多く、次いで「瞑想をする」(25.3%)「音楽を聴く」(18.9%)「勉強道具を好きなもので揃える」(11.5%)と続いた。一方、身体面の直前対策としては、「睡眠時間の確保」(46.1%)が最多で、次いで「インフルエンザ対策」(30.8%)「栄養をしっかりと摂る」(18.5%)「身体を動かす」(4.1%)となった。
「受験直前に行っていた勉強方法(複数回答可)」は、「過去問をひたすら解く」(60.7%)が最も多く、次いで「基礎問題を集中的に解く」(48.3%)。なお、私立大入試を受けて国公立大入試を控える中で、心境の変化は起きるのかを尋ねると、4割以上が「はい」(44.6%)と回答した。詳しくはこちら。