2020年01月20日 15:32

パークフルと芦屋市道路・公園課は、芦屋市内の公園の活性化を目指し、公園レンタルのクラウドサービス実証実験を1月21日より開始する。

本サービスは、公園情報プラットフォーム「PARKFUL」を使って、公園レンタルに関わる各種申請のオンライン化を可能にするもので、民間企業の提供する公園レンタルのクラウドサービスとしては日本で初めてとなる。芦屋市内の公園は住宅地にある小さな公園が多く、現状それらの公園は十分に活用されているとはいえない。市民が主体となった公園レンタルを推進したい、という芦屋市の想いから今回のプロジェクトが始まった。

通常、公園をレンタルするには占用使用の許可を自治体から得る必要がある。そのためには、申請書類を自治体のホームページから印刷し、書類を記入の上、自治体の担当窓口に出向いて提出、その後の申請許可の連絡を電話で受け、再び窓口へ許可証を受け取りに行くなど手間がかかる。一方で、自治体の職員も書類の手続き処理や窓口での対応に時間がかかっていた。

そこで、パークフルは公園レンタルの手続きをオンライン化し、時間や場所に囚われず申請をできるようにすることで、公園利用のハードルを下げることができると考えた。また、自治体にもオンラインで申請情報が共有されるため、手続き処理が効率化され職員の業務負荷軽減にも役立つと考え、この度「公園レンタルのクラウドサービス」の実証実験に至った。実証実験終了後も改良を行い、全国の自治体への展開を目標としている。

対象公園は、芦屋市内の全公園(計145カ所)。期間は、1月21日~3月31日。

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