2020年01月20日 15:31

キッズウェイ、大和ハウス工業、フジタの3社は、クラウド型管理システム「CONNET(コネット)」を共同開発し、キッズウェイが1月20日より販売開始する。
国土交通省が策定した「建設業働き方改革加速化プログラム」をはじめとした、働き方改革の推進が社会的な課題となっている。現場では現場監督が、安全や品質、工程の管理などに多くの時間を費やし、現場内でのコミュニケーションが不足し、さまざまなトラブルが発生するという課題がある。一方、現場内の作業員にとっては、現場監督への確認・指示待ちに伴う時間のロスが多く発生している。
そこでキッズウェイは、建設現場の抱える課題の打開策となるシステムを開発し、大和ハウス工業とフジタの複数の大型建設現場で約半年間、実証実験を実施。両社協力のもと、キッズウェイは建設現場における働き方改革を進めるべく、「作業の効率化」、「移動時間の削減」、「コミュニケーション不足によるさまざまなリスクの回避」を目的としたクラウド型管理システム「CONNET」の開発、発売に至った。
「CONNET」は、iOSおよびAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットに対応したアプリケーション。最大4名でのビデオチャット機能を有しており、ユーザー同士が離れた場所にいてもリアルタイムに状況を共有できる。また、ホワイトボード機能では、撮影した写真に双方で書き込みをしながら通話が可能なため、より正確な是正指示が可能となる。