2020年01月20日 12:22

カゴメは、日本人の野菜不足の解消を目的として、1月から「野菜をとろうキャンペーン」を開始する。
厚生労働省が推進する「健康日本21」では、成人1日当たり野菜350g以上の摂取が推奨されている。しかしながら、2017年の「国民健康・栄養調査」では288.2gと約60g不足しており、この10年の推移をみても有意な増加が見られない。一方、カゴメが実施した野菜摂取実態調査では、1日の野菜摂取目標量350gを正しく認知している人はわずか16%。また約8割の人が野菜不足を自覚しておらず、さらにはその内の7割は野菜摂取の必要性すら認識していないことが分かった。
これらの実態を踏まえ、「野菜の会社」として健康寿命の延伸に貢献したい同社は、個々人に野菜不足の自覚を促し摂取意欲を高めるための活動を、これまで以上に本格的に展開する必要があると考えた。「野菜をとろうキャンペーン」では、「野菜をとろう あと60g」をスローガンとして、他企業・団体や有識者との協働によって野菜摂取意欲を高める様々な施策を展開していく。この活動を通じて、一人でも多くの人に、従来の摂取方法にはとらわれない、前向きで楽しい野菜摂取方法を提案していき、日本人の野菜不足の解消を同社一丸となって目指していく。
本年度展開する施策は、目指せ100万人!全国ベジチェック体験、企業・団体との連携「野菜摂取推進プロジェクト」、カゴメオリジナル「野菜マエストロ検定」、「カゴメ株主 野菜アンバサダー」による情報発信、広告展開(新聞・TV・SNSなど)の5つとなっている。