2020年01月17日 12:58

エリーは、1月20日、「蚕」を原料とした次世代食品「シルクフード」の販売店を東京・表参道にオープンする。

世界的な人口増加や乱獲を背景に、牛や豚、鳥といった従来のタンパク質に代わる代替タンパク質として、環境への負担が少ない「昆虫食」や「植物肉」「代替肉」を開発する動きが活発になっている。昆虫は、タンパク質が豊富で栄養価が高く、生産に必要なエサや水、土地が少量で済むため、2013年の国連食糧農業機関による推奨レポートの発表以降、世界中で導入が開始されている。

エリーは、持続可能な食の未来の実現を目指し、「シルクフード」を開発するスタートアップ。 日本が世界をリードする「蚕」と「食品」に関する研究知見を掛け合わせることで、蚕を新たな食品原料にリノベートし、日本発の代替タンパク質として世界中へ普及させることを目指している。

「シルクフード」は、エリーが開発する次世代の高栄養価なサステナブルフード。原料は「蚕」。約5000年にも及ぶ絹産業の歴史を人類と共に歩んできた生物だ。今回オープンする店舗では、「ハンバーガー」「スープ」「スナック」「ケーキ」を皮切りに、主食、副菜、デザート、飲料など、最終的には10種類弱のメニュー展開を予定している。「シルクフード」が大切にしていること、それは徹底的に「美味しい」を追求していること。従来の昆虫食とは一線を画す完成度を楽しめる。

店舗所在地は、東京都港区南青山3-13 COMMUNE内。

エリー