2020年01月17日 11:17

ビッグベジフル協同組合は、「規格外野菜」に触れるイベント「みためとあじはちがう展」を、2月2日に大田市場で開催する。

私たちが普段手にしている野菜、果物は色も形も美しいものばかり。しかし、生産地から出荷されない中身も品質も変わらない、曲がっていたり傷がついてしまったり、大きさや色、形、品質などが小売店等に流通させる上での規格に適合しない「規格外野菜」というものがある。

今回のイベントは、この「規格外野菜」や、市場流通で運ばれてきたものの中でも一部、規格が消費者の要求に見合わないため(鮮度、多少の痛みなど)対価の取りにくいものに目を向ける。そして、一般消費者や業界関係者の人々に問いながら規格外野菜の需要掘り起こしを行い新たな販路を開拓することで、市場流通に規格外野菜が乗せられないかを検証する為の、第一歩にしてゆくというのが本イベントの趣旨だ。

また、本イベントは「食べる」という事を今一度考える機会とする。規格外野菜等の試食を通じて市場流通の拡大と共に、食文化の起点となるような消費者へのメッセージを発信する事を目指してゆく。本イベントの趣旨に賛同した団体、企業、料理人たちが集い、「規格外野菜」を使った様々な料理・加工品を提供。他にも、ライブキッチン、ゆるきゃらステージ、子ども向けのワークショップや来場者への規格外野菜のプレゼントなど、多彩なメニューが盛りだくさんだ。

会場は、大田市場 第4積込場(東京都大田区東海三丁目2-1)。日時は、2月2日 9時~15時。

特設サイト