2020年01月17日 08:51

雪国の大自然を撮り続ける風景写真家・立山紘さんによる、冬の写真展「雪遠郷~ふゆのね」が、JR中央線武蔵境駅北口の駅前コミュニケーションスポット「QuOLa」にて開催中。自然光豊かなエントランススペースを筆頭に、著者渾身の撮影技術/撮影努力による躍動感に満ちた「最果ての絶景」ショットがダイナミックに展開され、雪原広野、野生動物の大パノラマを堪能できる。「冬なのに暖かい」-そんな心のウォームスポットが、都会の一隅に出現したかのよう。

同氏による、冬の深遠を撮り続けて来た著作には「ふゆぼん」「ふゆのね」(いずれも創英社/三省堂書店刊)などのフォトエッセイがあり、今回の展示はそれらの掲載作品を中心としたラインナップとなっている。この写真展は2月下旬まで開催予定、期間中には展示作品の更新も予定されている。

写真家からは、「降り積もる深雪、連なる群氷。その一粒一片が、新たな芽吹きの確かな礎。生きとし生けるもの、其のあらゆる営みの源流が「冬」という季節に集約されているような、そんな浪漫に魅せられて遙か雪遠の旅を続けている。厳しくも壮大なるホワイト・フィールド。その極みである最果て凍野の空気感を少しでも堪能してもらえたら最上の喜び」と、コメントが寄せられた。

写真展は、JR中央線武蔵境駅北口の、駅前コミュニケーションスポット「QuOLa」エントランスホール&階段スペースにて開催。期間は2月27日(予定)まで。