2020年01月15日 13:09

ZAZAが運営するインバウンド向け料理体験「airKitchen(エアキッチン)」は、ベジタリアン・ビーガン向けのメニュー掲載数300件を突破した。

「airKitchen」は、旅行先で家庭料理を教えてくれる地元のホストと、世界の料理を現地で学びたい旅行者をオンラインで結ぶマッチングプラットフォーム。訪日旅行者は「airKitchen」を使うことで、旅先の家庭を訪問し、現地のホストと日本食を一緒に作ることができる。観光地を巡るだけの普段の旅行と比べ、より深く、ローカルな日本文化を体験することが可能だ。

近年、訪日外国人観光客の増加により、日本国内の飲食関連事業者に対して食の多様性への対応が求められている。2017年の訪日外国人のうち134万人、全体の4.7%がベジタリアンとも言われているが、日本では未だベジタリアンやビーガンといった食事制限についての馴染みが薄く、その対応が遅れているのが現状だ。

「airKitchen」は、このようなベジタリアン・ビーガンの訪日外国人旅行者にも日本の食体験を謳歌してもらいたいという想いから、通常の日本食に加え、ベジタリアン・ビーガン向けの料理教室の開拓に注力。2017年4月にサービス開始以降、順調に拡大を続け、1月にベジタリアン・ビーガン向けの料理教室体験のメニュー数が300件を突破した。今後も、メニュー数の増加に努めると同時に、多様な食文化をもった人々が安心・安全に食を楽しめる日本社会の形成に努めていく。

airKitchen