2020年01月14日 12:57

難民支援協会(JAR)は、写真展「ニッポン複雑紀行」を東京・新宿で1月30日から開催する
JARは、「難民が新たな土地で安心して暮らせるように支え、ともに生きられる社会を実現する」ことをミッションとし活動。難民申請の手続きや、来日直後の緊急期における医食住、企業での就労、地域との関係づくりなどの支援を行う。
ウェブマガジン「ニッポン複雑紀行」は、難民も移民もそうでない人も、誰もがともに暮らせる社会の魅力や乗り越えるべき課題を伝えるべく、JARが2017年12月にスタート。一人の人生、街の歴史、このニッポンがはらんだ複雑さの一つひとつを取り上げてきた。3年目を迎えるにあたり、「ニッポン複雑紀行」として初となる写真展を開催する。
写真展は、足掛け2年強にわたる運営のひとまずの総決算。群馬県大泉町のブラジル人学校、静岡県浜松市での多文化共生の取り組み、兵庫県神戸市のベトナム人コミュニティ、日本とそれ以外のルーツをもつ様々な「ハーフ」の人々の姿など、これまで撮影してきた写真を一人ひとりの人から聞いた大切な言葉の数々と合わせて展示する。2月1日にはギャラリートークも開催し、記事制作の具体的な裏側などについても聞くことができる。
入場料は無料。場所は、アイデムフォトギャラリー・シリウス(東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2階)。日時は、1月30日~2月5日10時~18時(日曜休館・最終日15時まで)。