2020年01月10日 18:03

日鉄興和不動産が運営する「+ONE LIFE LAB(プラスワンライフラボ)」では、「WORK MILL(ワークミル)」プロジェクトとの共同調査を行い、その結果を公開した。

まず、単身世帯に仕事についての意識を聞いたところ、「ずっと働きたい」が26.7%で1位。働くことへの意識・意欲が高いことが分かった。ライフスタイル・価値観についてのアンケートでは、「家の広さよりも利便性を優先したい」が61.6%。また、「休日は家で過ごしたい」が62.7%だった。

5年前と比較して自宅や自宅周辺での仕事の機会の増加を確認したところ、「増えたと思う」が62.9%。さらに、テレワークを導入している企業の社員にオフィス外で働く場所について聞いたところ、「自宅」が37%と最も多い回答だった。

在宅勤務では自宅のどのような場所で仕事をしているか聞いたところ、半数が仕事用ではないスペースをよく利用しることが判明。もし自宅近くにサードプレイスオフィス(企業などの本社・本拠から離れた場所で仕事ができるようなオフィス)があったらという質問に対して、「利用したい」が93.0%という結果となった。

また、テレワークのメリット・デメリットを調査したところ、最もメリットに感じるのは、通勤の不要、もしくはラッシュ時間帯の回避による「肉体的疲労が軽減される」。デメリットは「プリンタなどの出力ができない」「書類や資料が手元にない」が上位となっており、機器や通信環境の整備などで対策を検討すべき課題が挙げられた。