2020年01月10日 10:16

インターメスティックは、同社が運営するメガネブランド「Zoff(ゾフ)」より、余分な視覚情報をカットし、集中できる環境をつくるメガネ「Zoff+集中」を、1月17日に国内のZoffで発売する。

オフィスのフリーアドレス化やノマドワークなど、働く場所の選択肢が増える一方で、境界が無い分、集中できる環境を作ることが難しくなっている。「集中」の要素としては、2つの「注意」が挙げられる。1つは、対象に注意を向ける「選択的注意」。これが勉強や仕事への「集中」にあたる。「多くの中から1つを選択し、そこをずっと見つめていることができる」とか、「気持ちがそれない」とか、そのような状態のこと。2つ目は選択的注意を維持する「注意の持続」だ。

「Zoff+集中」は、競走馬が前方に集中するために装着する馬具、「ブリンカー」から着想を得て開発された。「ブリンカー」は、視界の一部を直接遮ることにより真横や後方の余分な視野を遮り、周囲からの影響に惑わされずに意識を競走や調教に集中させることができると考えられている。

「Zoff+集中」は、周辺の余分な視覚情報をカットすることで、眼球の動きをコントロールする脳の部位である、「前頭眼野」の負荷を軽減。普段は普通のメガネとして使用でき、勉強やパソコン作業など集中したい場面においてフードを装着することで、目の前の作業に集中できる環境をつくる。

価格は7000円(税別・度付きレンズも入れることが可能)。取扱店舗は国内Zoff51店舗。発売日は1月17日。

特設サイト(1月17日公開予定)