2020年01月08日 12:52

JR東日本スタートアップは、「JR東日本スタートアッププログラム2019」の一環として、鉄道会館、コークッキングとタイアップし、フードロス削減を目指す実証実験「レスキューデリ」を開始する。
「JR東日本スタートアッププログラム」は、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラム。コークッキングが運営するフードシェアリングサービス「TABETE」は、飲食店や販売店に存在する「まだ安全に美味しく食べられるのに捨てざるをえない状況にある食事」を美味しくお得に購入することによって「レスキュー」できるサービスだ。
閉店後の店舗内の食品を取り巻く環境としては、閉店までの品揃え確保、天候による見込み客数の大きな変動という理由からフードロスが発生してしまう課題があった。その課題を踏まえ、エキナカ店舗の販売しきれなかった食品を「TABATE」を運営するコークッキングが買い取り、駅で働く従業員に向けて、コークッキング初の実店舗サービス「レスキューデリ」を展開することで、エキナカ全体のフードロス削減を目指す。
具体的には、1月14日より東京駅改札内のエキナカ商業施設「グランスタ」などのエキナカ店舗の営業終了後に、まだ食べられる食品を駅で働く従業員に販売する。対象ショップは、ブランジェ浅野屋、デイジイ東京、BURDIGALA EXPRESS、笹八、ほんのり屋東京本店。
実施期間は1月14日~2月14日。