2020年01月08日 12:49

シニア・ファーストをミッションに掲げるIoTベンチャー企業の「チカク」とセコムが協働で開発した、高齢者向けの新しい見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」が、1月8日(水)よりセコムから販売開始される。

このたび販売開始される「まごチャンネル with SECOM」は、チカクの「まごチャンネル」に、セコムの環境センサー「みまもりアンテナ」を接続することで、コミュニケーションを楽しみながら見守りができる新しいサービス。昨年12月10日(火)より本サービスの先行体験キャンペーンを実施し、キャンペーンに申込んだ利用者から好評をはくした。

ある利用者は、「監視カメラは母が望んでいなかったので『まごチャンネル with SECOM』を使い始めた。『みまもりアンテナ』で起床から就寝までの実家の生活リズムがイメージできて、とても安心している」とコメント。また別の利用者は「70代に近い両親は見守り云々と言うと煙たがるものの、『まごチャンネル with SECOM』だと、子ども側でゆるやかに実家の状況がわかるのがありがたい。実際に、両親に『みまもりアンテナ』のデータを自分のスマホで見せた時に、センサーが就寝や起床時間、温度、湿度などを感知していることに驚いていたが、日常は全く意識せずに生活している」と語った。

今後もチカクとセコムは、超高齢社会におけるさまざま社会的課題の解決に向け、両社で連携しながらサービスを開発・提供していくとしている。