アンハイザー・ブッシュ・インベブ ジャパンはプラスチック樽「PureDraught（ピュアドラフト）」をHoegaarden（ヒューガルデン）、STELLA ARTOIS（ステラアルトワ）の2ブランドで自社初の12L樽として販売を開始する。

通常のスチール樽はガス（CO2）がビールを押し出す構造になっているが、PureDraught空気圧によってビールを絞り出す二重構造により、空気やガスがビールに触れるのを防ぎ、通常7～10日程の鮮度を開栓後最大30日間、新鮮な状態を保つことができる。PureDraughtスチール樽に比べ、樽交換時に樽内に残ってしまうビールロスを削減するだけでなく、プラスチック製のため、PET／プラとして処分ができ、空樽の保管・返却が不要となる。 今までより小さなサイズ（12 L）を段ボール梱包で用意し、積み上げ保管が可能となり倉庫での保管スペースの削減にも貢献する。

PureDraught安全構造（ガス圧低下前にディスペンスヘッドが外れない構造）を含むディスペンスヘッドに対してグローバル特許を取得、World Beverage Innovation Awards 2019では革新的な製品に贈られるグローバルイノベーション賞を受賞した。

「ステラ アルトワ12L ピュアドラフト樽」は1月6日発売開始。賞味期限は6ヶ月。「ヒューガルデン ホワイト12L ピュアドラフト樽」は2月26日発売開始。いずれもオープン価格。