2020年01月07日 18:00

ディー・エヌ・エー(DeNA)が提供する次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」と、パーソルキャリアが運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、タクシー乗務員の新しい働き方を提案するプロジェクトを開始する。

厚生労働省の発表によると、自動車運転手職の有効求人倍率は3.09倍と、全体平均の2倍以上となり、労働力不足が深刻な状況だ。タクシー業界では、労働力不足の要因として歩合制による収入、長時間の勤務体系などへの不安が考えられ、その解消が課題となっている。従来、タクシー乗務員は各個人の経験や知識をもとにいわゆる流しの営業走行をしていたため、収益に個人差が生じていた。

本プロジェクトでは、「MOV」がタクシー乗務員向けに提供する「お客様探索ナビ」(AIにより効率的に乗客を探すことができるサービス)を活用し、短時間労働などの新しい働き方を「doda」主催のマッチングイベントや求人広告などを通じて提案。「お客様探索ナビ」を活用することで、道に慣れない新人の人でもすぐに一定以上の収益を上げることが期待され、歩合制でも安心して就労することができる。

最初の取り組みとして、「お客様探索ナビ」を導入するタクシー事業者の乗務員採用イベント「DREAM DRIVERMeet Up at横浜」を「doda」が2月8日に開催し、新しい働き方を提案する。

イベント応募期間は2月5日まで。会場は、THE BAYS(神奈川県横浜市中区日本大通34)。

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