2020年01月07日 17:14

小田急電鉄は、MaaSアプリ「EMot(エモット)」で、「デジタル箱根フリーパス」の発売を1月6日に開始した。

「EMot」を活用した「郊外型MaaSの実証実験」「観光型MaaSの実証実験」は、国土交通省の新モビリティサービス推進事業「先行モデル事業」の「神奈川県における郊外・観光一体型MaaS実証実験」として、神奈川県、川崎市、箱根町と連携して実施するもの。

「デジタル箱根フリーパス」は、「EMot」のチケットストアで販売する電子チケット。同社が販売する既存の「箱根フリーパス」と同様に、「発駅~小田原駅の小田急線往復きっぷ」「箱根エリアの8つの乗り物が乗り降り自由」「箱根山内の温泉や観光施設など約70スポットでの優待・割引」がセットになったお得なチケットだ。

MaaSアプリ「EMot」の実証実験では、「EMot」チケットストアでの「デジタル箱根フリーパス」の購入がワンストップで行える。また、購入後は、複合経路検索結果にデジタル箱根フリーパスの購入情報が反映され、パスで利用可能な区間の運賃を0円で表示することで、よりお得なルートを案内できるほか、スマートフォン画面を窓口等で提示することでスムーズに現地での観光を楽しめる。さらに、箱根山内の割引優待施設をプロットしたマップを閲覧可能で、手軽にスポットのホームページへ遷移することができるなど、さらに観光施設巡りにも役立つ。

料金一例は、「新宿から」2日間有効で大人5700円。実証実験期間は、3月10日までを予定。

「EMot」ホームページ