2020年01月07日 17:04

サイボウズは、高山市役所と連携し、「kintone(キントーン)」を利用したおくやみ窓口システム及び観光宿泊統計調査システムの開発、実証実験を行う。

「kintone」は、サイボウズが提供する、業務アプリ開発プラットフォーム。営業の案件管理、顧客からの問い合わせ履歴やクレーム対応の管理、プロジェクトの進捗やタスク管理、従業員の業務日報など、ユーザーの用途に合わせた業務アプリの作成が可能だ。アプリケーションはノンプログラミングで開発できる。

今回の実証実験では、「kintone」等を利用し、高山市自ら、おくやみ窓口システム、観光宿泊統計調査システムを開発し、業務での利用を通じて導入効果の実証を行う。業務システムを職員自ら設計・改修することができる「kintone」の利点を活かし、低コストかつスピーディに本実証実験を展開する。

「おくやみ窓口システム」においては、当該者の死去に伴い発生する全ての手続を関係部署が事前に把握して届出者に案内し、市役所訪問時にワンストップでの手続を可能とするシステムを構築。利用者の利便性向上と業務効率化を目指す。「観光宿泊統計調査システム」においては、市内宿泊施設からの宿泊者数報告等をインターネット上で行うことができるシステムを構築し、自動集計することで、業務効率化及び分析結果の活用促進を目指す。

実証実験期間は、1月~3月(3カ月間)。

「kintone」製品サイト