2020年01月06日 16:29

未来技術推進協会は、算数学習支援サービス「スタディメーター」を発表した。

「スタディメーター」は、スマートフォンで算数の問題を写真に撮ると、AIが問題の内容を分析し、その問題を解くためのヒントを提示してくれるサービス。本サービス最大の特徴は、専用の問題集があるのではなく、学校の教科書や塾のテキストなど、家にある教材をそのまま使えること。未来技術推進協会メンバーで本サービス開発者の箕輪さんは、「算数習得の一番の近道は、いろいろな教材に手を出すのではなく、学校の教科書1冊をしっかりマスターすること」と語る。「スタディメーター」は、AIが家庭教師の役割を担うことで、新しい教材を購入することなく、手元にある教材の学習効果を最大化することを目指している。

現時点で、本サービスは小学1年~6年までの文章問題に対応。カメラ付きのスマートフォンがあればすぐに利用することができる。今後は、AIの問題認識精度を改良するとともに、図表や動画による解説の充実化や、中学・高校の数学への対応にも取り組んでいく。

なお、未来技術推進協会ではテクノロジーを活用した社会課題解決型プロジェクト推進、スキルアップ勉強会、SDGsワークショップ、各種イベントなど、さまざまな活動を一緒に盛り上げていける人を募集している。

サービス料金は無料。

スタディメーター