2020年01月06日 09:30

Ace-1は、「ドローン搭載型グリーンレーザースキャナー」を用いた河岸・河床部同時計測サービスを開始する。

Ace-1は、広島と横浜を拠点とし全国でドローンによる測量をメインに実施している測量会社。2014年よりドローンによる空中写真測量を開始、2016年よりドローン搭載型近赤外線レーザースキャナーによる測量を開始して以来400件を超える実績を有する。現場計測からデータ処理までのワンストップサービス提供業者としての実績は国内トップクラスだ。

同社は今回、アメリカASTRALiTe社ドローン搭載型グリーンレーザー「Edge」を日本初導入。ドローン搭載型グリーンレーザーとは、ドローンにより空中からレーザ光を発射し水底地形を高密度に計測する技術。水中を透過する波長のグリーンレーザーを使用することにより、従来の近赤外線レーザースキャナーでは計測不可能であった濡れた地面や水面下の地形計測を可能とする。

これにより、ボートなどに搭載するマルチビーム測深機では計測出来なかった浅水域や岩礁付近の地形データ取得が可能となった。陸上・水中を問わない3次元計測により、河川災害発生時、河川構造物計画前の設計用調査、ダム堆砂測量などにおいて、調査管理の効率化・高精度化を実現する。Ace-1は、レーザー測量・空中写真測量などのドローン運用のノウハウを基に、今後は深浅測量分野においてもドローンの活用により更なる効率化・高精度化を進めていく。

Ace-1