2019年12月23日 18:53

スマートバリューは、シルバーエッグ・テクノロジーと連携し、行政サービスをレコメンド表示するAI搭載自治体ホームページを、12月23日に茨城県東海村において公開した。公開後はAI学習を行い、所定の期間を経た後にレコメンド機能が適用される。

同社は、自治体及び公的機関へ提供するクラウド型CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)「SMART CMS」にAIエンジンを搭載することにより、職員の情報発信に要する負荷を軽減しながら、住民ひとりひとりのニーズに対して取りこぼしなく情報を提供することで、行政サービスの向上を支援。

東海村では、「チャットボットにAIを連携する情報提供は見られるが、定型的なルールに基づくやり取りがほとんど。約1,600ページを有する東海村のホームページの中から、利用者が求める情報をスマートに提示できる自治体ホームページを実現し、住民はもちろん職員も満足できる行政情報の提供を目指したい。」と期待している。