2019年12月23日 16:31

ゆう薬局グループは、アペックスが開発した、飲料に「とろみ」を加える機能が付いた紙コップ式自動販売機を、日吉ゆう薬局(南丹市)に設置した。

筋力の衰えなどから、食道に送られるはずの飲食物が気管などに入り込んでしまう「嚥下(えんげ)障害」。死につながる可能性もあるこの障害の対処法の一つとして、飲み物にとろみを付ける方法が一般的で、ゆう薬局グループではこれまでにも様々な嚥下食・とろみ調整に関する製品を販売してきた。

今回、自動販売機運営管理会社のアペックスが開発したとろみ調整機能付き自販機を導入することで、さらなる食支援への貢献を進めていく。設置した自販機にはコーヒーや緑茶、抹茶ラテなど多種の味があり、温冷にも対応。自販機の「とろみありボタン」を押すと、とろみを「薄い」「中間」「濃い」と選ぶことができる。とろみを付けないこともでき、どちらでも飲み物の値段は同じとなっている。

ゆうホールディングス