2019年12月20日 17:43

凸版印刷は、東京国立博物館が所蔵し、模本(模写)と考えられている「大坂冬の陣図屛風」をもとに、色鮮やかで豪華絢爛な六曲一双の「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元を2019年7月に制作した。
このたび、その制作時に作成したデータを用いて「ETOKIシステム」を活用し、奈良大学文学部 千田 嘉博教授が屏風の読み解きを行ったコンテンツを制作。これは、「復元冬の陣図屛風」の監修者でもある奈良大学文学部 千田 嘉博教授による城郭考古学の観点から読み解いたコメントと共に、彩色復元図をタッチパネル端末で自由に閲覧できるコンテンツとなっている。
「復元冬の陣図屛風」の実物とともにパシフィコ横浜で開催される「お城EXPO 2019」(プレミア前夜祭12月20日(金)、本会期 12月21日(土)、22日(日))にて関東初公開する。