2019年12月19日 14:20

京都水族館は、2020年1月8日~3月7日、サケの卵であるイクラの成長を観察できる特別展示「育て!いくらちゃん」を開催する。
京都水族館では、数年かけて大海原を回遊した後、再び生まれた川に回帰するサケの習性や成長過程を知ることで、サケが生まれ育つ由良川をはじめとした豊かな自然環境を守ることの大切さを学ぶきっかけにしてほしいという思いから、2014年よりイクラの展示を行っている。
7年目を迎える特別展示「育て!いくらちゃん」では、ふ化した後、約2カ月で稚魚になると言われているイクラのようすや、腹部に栄養の入った袋を持った仔魚のようすなど、普段見ることのできないサケの成長過程を、ルーペを使って細部まで観察することができる。また、イクラの成長や由良川でサケが産卵し、遡上することの解説をモニターで紹介し、意外と知らないイクラの生態に触れることができるほか、ふ化の瞬間をとらえた貴重な映像も展示。期間限定の飲食メニュー「いくらちゃん丼」も再登場する。