2019年12月19日 14:08

JR東日本スタートアップとヘラルボニーは、12月27日より約2カ月間、知的障害や身体障害のある人が描くアート作品で吉祥寺駅をラッピングする「ステーションミュージアム吉祥寺」を開催する。

今回の吉祥寺駅での取り組みは、両者が本年度各地で展開していく地域福祉連動型・社会貢献型実証実験の第1弾。吉祥寺駅のラッピング素材となるアート作品は、社会福祉法人武蔵野の協力のもと、地域在住の人々参加のワークショップにより制作。地域と福祉、アートを掛け合わせ、駅をミュージアム化することで、福祉の可能性や価値、駅の新しい魅力の創出を目指す。

また、知的障害のあるアーティストの作品をJR東日本グループ内の工事現場等で使用する横断幕や防音シートにプリントし、使用後にバッグや小物等にアップサイクルして商品化する社会貢献型実証実験なども今後計画している。

実施場所は、JR吉祥寺駅南北自由通路(はなこみち)。期間は、12月27日~2020年2月末(予定)。

JR東日本スタートアップ / ヘラルボニー