2019年12月12日 17:38

ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年11月度)」の結果を発表した。

今回は、消費者が自身の行動履歴や購買履歴といった個人情報を提供(預託)し、それを第三者である企業などが活用する「情報銀行」について調査を実施。まず「情報銀行」を「知っている」と回答した人は31.5%で、すでに「利用(登録)している」人は7.2%だった。「利用(登録)している」人を年代別に見てみると、10代は2割弱、20代と30代は1割強が利用していることがわかった。一方、情報銀行を「知っている」人のうち、43.2%が「情報銀行への個人情報提供に抵抗感がある」と回答。特に60代は7割以上が抵抗感を持っていた。

さらに、スマホユーザーのうち、スマートフォンから利用できる金融取引について「知っている」と答えた人は67.4%で、2018年11月度調査(57.0%)から、10.4ポイント増加。「利用している」人の割合も2018年11月度調査(14.0%)から、18.4%に増加していた。