2019年11月27日 17:59

アサヒ飲料は、慶應義塾大学との共同検証において、最新の脳波測定技術「感性アナライザ」を応用し、炭酸水を飲んでいるときに無意識下で感じている「気持ち(感性)」の数値化に成功した。
実験では、都内の会社員を対象に、オフィスで3種類の飲料(強炭酸水、弱炭酸水、水)を飲用した時の脳波を測定し、その時の感性を数値化。脳波解析の結果から、強炭酸水の飲用後に水を飲用した時よりも「集中度」が高まることが認められた。さらに、飲用中の脳波に着目したところ、強炭酸水の飲用中に水を飲用した時よりも「覚醒度」が高まることが認められた。これらの結果からオフィスでの強炭酸水の飲用で、飲用中に「覚醒度」が高まり、飲用後に「集中度」が高まることが示唆された。
満倉靖恵先生は、「強炭酸水の飲用が集中度や覚醒度に影響を及ぼしていることを実証したが、今後も、その時、その瞬間に感じている様々な気持ち(感性)の解明に期待が持たれる」とコメントした。